誰でも出来る少林寺拳法

少林寺拳法は老若男女問わず稽古出ができるとされている。
このことを実現するためには、指導者の柔軟な思考、そしてその柔軟な思考を実現できる多くの知識、技術が必要になる。

若男の部分では、誤解を恐れずに言えば、とにかく汗を流せるような稽古で済む。
しかし、こういう稽古では、老男女の部分で継続することは難がある。そこで、必要になるのが「調和の思想」による技法である。
詳しくは「ボディー・バランス・コミュニケーション」(海鳴社)を参考にしてもらいたいが、ガツガツと力を入れてバンバン投げるというようなものではなく、お互いに調和して技を掛けあうものである。
このためには、指導者は柔らかい力というか廉のない力というか、衝突しない力の使い方が必要になる。柔法のみに適応されるような力の使い方だが、その考え方は剛法にも応用できる。

一昔前だとそれほど認知されていなかったこの「力」だが、少林寺拳法の特集が組まれた雑誌などを読むと、「開祖の技は真綿で包んだよう」だ、などと記載されており、実は元々そういう技であったのだと思う。現在そういう力が認知・公開され始め騒がれてきているのだと思う。

ただ、この柔らかい力は、そう簡単ではない。どうも心の在り方にも左右されるようである。相手をぶん投げてやろう、と思った瞬間には既に体がこわばって硬くなる。

老若男女問わず誰でも出来る少林寺拳法、誰でも集える少林寺拳法は、魅力である。柔らかい力も指導者には必要である。

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