力まない

最近の武道の書籍を読むと、ほとんどに「脱力」「力を抜く」「力まない」「リラックス」などという言葉がキーワードとして書いてある。
確かに経験上、力んでしまうと技がキレイにかからない。剛法の受も力んでいると、自分も相手も痛い。
だから、「力を抜いて」と言って指導したり、アドバイスを受けたりする。

ここで、少し考えてみたい。力んでいる自分は比較的自然な状態で作り出せる。すなわち、単に法形を練習しているうちは、誰でも力んでいる(達人は除く)。自然に力んでいるのだから、自分で力んでいることは自然すぎて分からないのだ。ちょうど空気があることを誰も意識しないように。

力んでいることを分かるためには、徹底して100%の力で技をかける。100%の力で蹴や突の練習をする。この状態を経ないことには力まないことを意識できない。「力み」を知ってこそ「力まない」状態に一歩踏み出せる。

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