乱捕、競技運用法
運用法が競技化の方向に向かっている。これはこれで喜ばしいことではあるが、開祖が心配したように、「競技」に勝つことが一番の目的になってしまっては、護身術から離れていってしまうのは間違いない。
護身の場とその心構え、競技の場とその心構えについては全く別物と考えるべきである。
競技の場はルールが必ず有るが、護身の場は全くルールがない。例えば、
ところが、これが競技であればルールがあるので、目の前の一人の相手に集中していればよい。
この護身の場と競技の場の違いを明確にして稽古しなければ、最も肝心な「護身練胆」が台無しである。ここで少し護身に必要な運用法を考えてみると、
護身としての運用法稽古
護身の場とその心構え、競技の場とその心構えについては全く別物と考えるべきである。
競技の場はルールが必ず有るが、護身の場は全くルールがない。例えば、
- 相手が一人かと思って寝技で固めていたら、相手の仲間が来て攻撃されることがあるかもしれない。
- 素手で向かってきている様に見えて、ナイフを隠し持っていることがあるかもしれない。
- 相手が石を投げつけてくるかもしれない。
- 相手が女だと思ったら男ってこともあり得る。
ところが、これが競技であればルールがあるので、目の前の一人の相手に集中していればよい。
この護身の場と競技の場の違いを明確にして稽古しなければ、最も肝心な「護身練胆」が台無しである。ここで少し護身に必要な運用法を考えてみると、
護身としての運用法稽古
- 攻者が構えた瞬間に当て身を入れる。
- 肉を切らせて骨を断つ。法形としては汚いかもしれないが、キレイに避けて当て身は達人レベル。そこまでには長い修業が必要である。
- 壁を利用する。背後を敵0にする。追い詰められて後ろに逃れられない状況を作ってみる。三角蹴というのもある。
- 金的、ローキックは当然ある。
- つかみOK。髪の毛をつかまれるとほとんど負ける。
- ハイキックあり。
- フェイスガードにやってはいけない曲線の突あり(本当に当てたら危険なので、寸止め)
- 自分の制空権に侵入されたら攻撃する。
などなど、難易度を上げればきりがない。競技としての運用法練習には
- ルールの完全マスター。勝つためには必須。
- 必要部分以外はガードしない。そのかわりポイントになるところはしっかりガードする。
- とにかくスピード。筋力トレーニングが欠かせない。
- 持久力も大切。勝ち上がっていくためには1試合しか持たない体力ではいけない。
などが、さっと思いつく。
競技としての運用法の3.4.は、実は護身にも必要である。「護身練胆」の「練胆」部分である。こう考えていくと、ルールで難易度をあげて、自分の段級にかかわりなく、初段運用法、2段運用法とか、いい名前をつけて難易度を変えて競技化していったら、おもしろいかもしれない。「オレは1級だけど、運用法2段で優勝した!」なんてことになったら、黒帯幹部は運用法の研究に没頭しなければならない(^_^;)。
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